恋 2 一緒に勉強しよう
塾の合宿で、ふすま1枚離れて寝てる2つ下の道子さん
だんだん気になり始めた私
勉強時間に隣に座り
いろいろ聞いてきた道子さん
今では記憶には残っていないが
どちらが先に座っていたのか
私が意識して、後から隣に座ったのか?
1番覚えているのは
虎の英語のスペル教えてと
タイガーとはわかっていましたが
tigerと教えれば良かったのに
私は間違えて覚えていたみたいです
塾の先生に直されたと
その後もいろいろ聞いてくる道子さん
私は謝りながら言いましたよ
「ごめんなさい、私は、勉強できないから、ほかの人に聞いて」
先生も近くにいるし
東大志望のたくわんも勉強出来るし
道子さんは言いました
『2人で間違いを確認して、一緒に覚えようーー』
感動しました
と同時に嬉しかったです
3泊4日の塾の合宿も終わり
帰る場面に男同士は
連絡交換は出来ましたが
肝心の道子さんの連絡方法は聞けなかった
なぜか聞けなかった
聞きたかった
寂しい
もう会えなくなってしまう
大井町の駅に着いて解散
続く
Comment
切ない想い出ですね。
続きが楽しみです。
木村様、もうだいぶ前の実話なので
思い出しながら涙が出て来ます。
なるべく早く続編書きます。
ありがとうございます。